<テレビウォッチ> 小沢執行部批判で噴出した民主党の生方幸夫副幹事長の解任問題。一転、もとの鞘に収まることになった。
「笑っちゃいました」
いつもは穏健な小倉キャスターが「まさかのドンデン返しになるとは、笑っちゃいましたよ」と呆れ、その顛末を取り上げた。
3月23日に正式に解任される予定だった生方副幹事長に本会議場で鳩山首相から話が。「『なんとか穏便に済ませれば……』みたいな話だった」(生方)という。
このあと事態が急変。小沢幹事長に呼ばれ「もう1度、一緒にやってくれないか」と。生方副幹事長は「断る理由がないので『わかりました』と答えた」という。
小沢幹事長に忠誠をつくし、辞任を要求した高嶋筆頭副幹事長はこのドンデン返しに「雨降って地固まる」と、苦しい釈明を。
これを聞いた生方副幹事長はムッとして「そんな勝手なことを。雨が降ったらグジャグジャになるじゃないか。簡単に固まりはしない」と、腹の虫が収まらないふう。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト