<テレビウォッチ> 「何なの、いったい?」「何だったんです?」とみのもんたがくり返した。同じニュースを何度も流すスタイルの「朝ズバッ」だが、このネタが出るたびに同じ言葉が出た。
鶴の一声
民主党執行部批判をとがめられて、解任されるはずだった生方幸夫副幹事長が、一転続投となった。「朝ズバッ」は「鶴の一声」だと伝えた。
きのう(3月23日)午後、小沢幹事長が幹事長室に生方議員を呼び、「もういちど副幹事長としてやってもらいたい」と伝え、生方議員も受けた。生方議員はその際、「わたしの方からも2、3お話ししたい」といったが、小沢幹事長は「時間がない。仲良くやってくれ」と席を立ったという。
小沢幹事長は夕方の会見で、続投の理由を「参院選を控え、党の団結と協力が必要なときだ」とだけ。首相からの指示は否定した。が、最初に動いたのはどうやら鳩山首相だったらしい。ようやく全体状況が見えてきたのか。
それにしても拙劣だった。新聞のインタビューを受けた生方議員の発言に、小沢幹事長の責任を追及するような部分があったというので、高嶋筆頭副幹事長が18日、「辞表を出せ」と迫り、断った生方議員を解任することになった。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト