<テレビウォッチ> 行列のできる激安古着店を、番組は取り上げた。青森からスタートし、現在は全国30数店舗を構え、東京(郊外)にも店舗を増やしている「ドンドンダウンオンウェンズデイ」。その売りはユニークな販売システムだそうな。
最後は100円に
店名にもある通り、毎週水曜日に商品の値段がどんどんダウンしていくのだ。当初4000円の服が翌週には3000円――といった調子で、最終的に100円まで下がる。待てば安くなるが、その間に他人に買われてなくなるかもしれない。「待つか!! 決めるか!! 取られるか!!」(店内のキャッチ)の駆け引きが楽しめる。値段が変わる水曜には、開店前から長蛇の列だ。
「東北発のユニークなショップ。その勢いはまだまだ続きそうです」。ナレーションはそう締めくくったが、番組コメンテイターでワタミ経営者の渡邉美樹は「いいビジネスモデルだけど、正直収益上がるのか。NPOのやる仕事じゃないかな」と少々冷ややか。
と、ここで葉山エレーヌアナに異見あり、めずらしくひと言コメントを述べた。「儲かってるんでしょうねえ」。どちらの見立てが正しいのか、その謎はまだまだ続きそうです。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト