「体質が怖いという印象」
急落の理由について政治アナリストの伊藤惇夫は次の3点を挙げた。
「1つは、政治とカネの問題、総理と与党の最高実力者、小沢幹事長2人揃って秘書が『政治とカネ』で起訴されるなんて過去の政治史にはなかった。2つ目は、米軍普天間基地問題の迷走。総理にリーダーシップが本当にあるのだろうかという不信感。3つ目は、生方副幹事長の解任問題。体質が怖いという印象を一気に国民に与えてしまった」
伊藤はムリを承知で「鳩山総理が小沢幹事長の首を切り、リーダーシップを発揮すれば支持率回復するだろう」という。
しかし、それには自らのクビを差し出さなければスジが通らない。2人クビ揃えて差し出すことができるかどうか……
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト