<テレビウォッチ>バンクーバー・パラリンピックで日本は金3、銀メダル3、銅5のメダルを獲得したが、この報奨金が足りないのだという。パラリンピックでは日本の場合、金の選手に100万円、銀に70万円、銅に50万円、贈られる(オリンピックの方は金300万円、銀200万円、銅100万円)。
「ごめんね、少なくて」
健闘して銀に輝いたアイススレッジホッケーはチームの選手15人に与えられるので、計25個のメダルで1740万円が必要。番組によると、報奨金は募金や寄付金でまかなわれるが、日本障害者スポーツ協会には300万円しか集まっていないそうだ。
クロスカントリー金の新田佳浩選手と鳩山首相が国際電話で話すVTRが流れ、新田選手が外国の報奨金が高額だと語ると、首相が「ごめんね、日本は少なくて」と詫びていた。
映像を見た吉永みち子が「パラリンピックは、オリンピックに勝るとも劣らない感動を与えてくれる。選手たちは、体に障害を持って働きながら練習をする。試合に行く交通費も自腹で、生活は厳しい。より手厚く報いてほしい。鳩山家はお金をいっぱい持っているんだから、鳩山基金でもつくってどんとやってくれると嬉しい」と述べた。
そういえば、首相が母親から援助してもらっていたお金は確か月1500万円だった。ここで何らかの決断を見せれば、じり貧状態の支持率も多少は上がるかもしれない。政治家の寄付行為はどうのこうの、という話が出てくるかもしれないが。
赤江珠緒が「募金は日本障害者スポーツ協会のホームページで受け付けています」と、締めくくった。