科学的なプラン
これが通れると「力の強いものだけが自分の好きなものくえるのか」(小倉)になってしまう。
それやこれや荒削りのモナコ案が大差で否決されたようだが、このままで済むかとなると、そうはいかない。
今回の禁輸案を提案したモナコの王子は、「クジラの次はクロマグロ」といっているあのシー・シェパードと非常に仲がいいらしい。
桜美林大大学院教授の諸星も「これで終わりではない。クジラの問題は40年間も揉め続けてきた。ここでしっかりしたデータを出し、科学的なプランでリーダーシップを発揮していかないと、いつまた出てくるか分からない」と。
バクバク食ってるつもりはないが、クロマグロがカネさえ出せば簡単に食べられる時代は終わりつつあるのかも……
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト