日本政府の「水面下マグロ」作戦 その票固めと禁輸回避

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

表向きは苦しい、と

   みのもんたは「日本はロビー外交が下手だといわれてるが……」

   池田「サブマリン戦法で、票固めをしても表向きは、苦しい、苦しいと言い続けた。赤松農水相も、笑顔で『苦しい苦しい』と」「アラブ17か国が反対という報道があったときも、いわないでくれ、説得工作に影響するといっていたほど緻密だった」

   みの「スシはいまや欧米でも文化になっているのでは?」

   池田「クロマグロはまだ少数。パリではサーモンの方が人気だ。だからEUなど賛成のウラには、他のネタがあるじゃないか、というのがあったと思う」「しかし、各国も今後の推移を見ているから、これまで通りというわけにはいくまい」

   まあ、その通りだろう。今回の結果には、日本政府が資源管理に責任を持つというのが背景にある。

   それに、欧州のスシ文化は違う。トロのうまさをわざわざ彼らに教えることなんかない。サーモンを食わせておけばいい。

文   ヤンヤン
姉妹サイト