洗髪台なし「けしからん」 役所が決める話なのか

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テレビウォッチ>今朝(3月17日)の小倉キャスターのオープニングトークは、低価格の理髪店に対する既存理髪店の逆襲がテーマだった。

カット専門店は…

   取り上げたのは、東京中日スポーツが報じた「全理連の訴えで『おカミ』が条例 『洗髪台をカットするな』」という記事。

   それによると、全国理容生活衛生同業組合連合会が「髪を洗わないのは不衛生」という訴えを受けて、自治体による洗髪台の設置を義務付ける条例化の動きが広がり、21道県に及んでいるという。

   『洗髪なしのカット専門で10分1000円』という低価格理髪店に脅威を感じた全理連の苦肉の策のようだが、モノみな下がるデフレ不況に、この程度のブレーキで効き目があるのかどうか……

   カット専門点に言わせると、「洗髪台を設けろというのはおかしい。もし不衛生というなら『洗髪しなさい』という条例でないと」。

「安い店出ると困る」

   しかも、カット専門店はタオルや櫛は使い捨てだし、カットした毛も掃除機のようなもので吸い取っており、衛生的だと反論している。

   小倉は「結局、安い店が出てくると自分たちの営業に影響が出るのが困るというのが本音なんだと思う。洗髪の是か非かは個人の問題」と。

   さらに小倉は「それにしても既存の理髪店は4000円から5000円が普通。ボクらのころは500円とか800円とかだったのにね~」とタメ息。確かに4000円は高い。組合が行政を使って価格を固定することの方が問題と思うのだが……

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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