石破政調会長が斬る 鳩山離党の意味と無意味

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テレビウォッチ>鳩山邦夫元総務相がきのう(3月15日)自民党に離党届を出した。参院選前に新党を立ち上げるかまえで、メンバーとして与謝野馨、舛添要一両議員の名前をあげたが、2人の動きはまだ見えない。

「何のための再編か」

   鳩山元総務相は、「いまの自民党ではどんなにがんばっても限界。国民が求める新しいものを作りたい」「与謝野氏、舛添氏の橋渡しができたらいい。薩長連合だ」と自らを坂本龍馬になぞらえた。「政界再編の起爆剤」「捨て石であってもいい」というのだが……。

   鳩山首相は、「弟は弟です」と連携の可能性を否定。小沢幹事長も「共同でなにかをやることはない」と語った。自民党内からは、与謝野・舛添両議員の考えの違いから、危ぶむ声も出ていた。

   その鳩山元総務相を、「党の政策や体制についての主張を知らない」といっていた自民党の石破茂・政調会長がナマ出演した。

   みのもんたが、「党内は混乱している?」ときいたが、石破政調会長は「混乱はない。春だからいろんなことを言う人はでるが……」(スタジオ大笑い)、「何のための再編か。バラマキじゃなくて財政規律をどうするとか、それなしで新党だといわれても迷惑。普通の政治家ならそう思いません?」

   石破は、「昨(2009)年の総裁選に出なかった人は(現状に)責任を負うべき。与謝野さん、舛添さんも私も出なかった。党の支持を得るために努力したか」と、谷垣執行部を支えていくとした。面白くはないけど正論だ。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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