学習院の「学級崩壊」問題 「たわいのないこと」に文春反発

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「教員がオドオド」

   今日(3月11日)のasahi.comによれば、「両陛下は東宮大夫から9日に問題の報告を受けた際、雅子さまや愛子さまを気遣ったうえで『事柄が愛子さまと学校、さらには数名の児童ともかかわりをもつことから、いずれかが犠牲になる形で解決がはかられることのないよう、十分に配慮を払うことが必要ではないかと思う』と語ったという」。周囲の大人側の思慮不足を懸念してのことだろう。

   学習院にも、女子学生とスキャンダルを起こした高等科教師やセクハラ騒動を起こした初等科教師のような不心得者がいたが、他の学校に比べて多いわけではない。

   遠因は、愛子さんに常に警護のSPが同行したり、出入りする人間にICチップ身分証明書が義務づけられるなど「特別扱い」への反発が母親たちの間にあり、「教員は親御さんから反発を受けることを恐れてオドオドし、本来やるべきことができなくなる。そういう状況は確かにあります。こうして問題が起きても強く言えないと、子供も先生を甘く見るので、しつけが浸透せずに増長してしまうのです」(新潮・保護者)。

   AREA「愛子さまの不登校 小学校低学年のケアは」にこんなコメントがある。「一般的に女の子は母親の行動や心理状態の影響を受けやすい。親子一緒に診察にきてもらい、情緒豊かな素朴な人間関係を作ってもらうと早く解決します」(精神科医・日向野春総ヒガノクリニック院長)

   雅子さんと愛子さん母子の春が早くくることを願いたいものだ。

   文春の「中野美奈子フジがひた隠す34歳『イケメン医師』の正体」は、思わせぶりなタイトルだが、要は、彼女の結婚相手は、クールで格好いい「憎らしいほど良い評判ばかり」(文春)の整形外科医だというお目出度い話だ。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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