森元首相の会長辞意にみる スポーツと政治の距離

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<テレビウォッチ>小倉キャスターのオープニングトーク、冒頭で「金メダルが取れなかった冬季五輪は終わりましたが、このままではますますメダルから遠ざかっていくのでは……」と前置きし、日本体育協会の会長人事を中心に『政治とスポーツ』の関係を。

日本体育協会の会長人事

   発端は、メダルに最も関係のあるアマチュアスポーツの総本山、日体協会長の森喜朗(72)元首相が辞意を申し出たことから。

   小倉によると、日体協は70歳定年制があるにもかかわらず昨2009年3月、71歳の森元首相が3選された。

   理由は、来年創立100周年を迎え、記念事業が控えているうえ、翌年4月に公益法人への移行を目指しており、顔の広い森元首相に引き続き会長にとどまってもらい、4期目も森会長に、ということだったようだ。

   ところが10年3月10日開かれた日体協理事会で、森元首相から「任期切れる来年3月末に会長を辞めたい。新たな1歩には新しい顔が必要だ」と辞意表明があった。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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