海外での人気と存在感
「いったいこの人はどういう人なんだろうと思われてもいいし、もうちょっと映画だけやれという人もいるだろうけど、自分としてはエンターテインメントの世界でいままでやってきたことをそのまま続けるべきだと思っています」
しかし、美術館からの映像の中でパリ駐在の池田裕行が、「海外での人気と存在感をあらためて示しました」と叫んだだけで、番組のコメントはゼロ。ただのニュースで通り過ぎちゃった。
この展覧会はフランス政府の5年越しの要請で実現したものだとか。ちらりと見た映像だけでも、見たいなと思うものがいくつもあった。「海外での人気と存在感」とやらが、日本人が知っている「たけし像」と乖離してはいないか。そこをきちんと伝えないと、なんかおかしなことになる。
文
ヤンヤン