「陸上案を軸」にスタジオ反発 「サギ以外の何物でもない」

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<テレビウォッチ> 普天間飛行場の移設先として、キャンプシュワブ陸上部を軸とする案が有力視されている。この現状に、きのう(3月8日)まで沖縄に滞在したという若一光司(作家)が噛みついた。

名護市長選の民意は?

   「私は09年の衆院選で民主党に投票した1人」と明らかにした上で、若一は次のように語る――民主党を選んだ最大の理由は、県外移設をやってくれると思ったからだ。みごとにだまされた気がする。選挙の期間中、鳩山さんは沖縄で、最低でも県外移設と言っていた。その流れを信じて名護市長選でも民意が表面化した。それがシュワブの陸上案とは。サギ以外の何物でもない。沖縄の人たちが、1番これはダメだと思ったのが、移設反対派が勝った市長選後に、平野官房長官が民意を斟酌する必要はない、と発言したこと。ここでようやく、われわれはサギにかかったと実感した、という沖縄の人が多かった――

   これに鳥越俊太郎が同調、「少なくとも県外と、鳩山さんは選挙で何回も言った。有権者はそれを信じて票を投じた。それが実現できなかったら、政権交代とは何だったのか、という話になる」と述べた。

   2人の見解を聞いていた小木逸平が「いまの時点では結論が出ていないのでサギとはいえないですけれども」とブレーキを踏む。

   大澤孝征(弁護士)が「野党時代は純粋論で通るかもしれないけど、その場に立ってみたら、そう簡単には行かないということを民主党は、組織として知ったのではないか。権力の魔力とはこんなにも強いものかと改めて感じる」と、ひとり冷静にコメントしていた。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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