<テレビウォッチ> ネットでなにか商売しようと思ったら、とにかくGoogle(グーグル)などの検索でヒットするようにし、露出を高めるというのが一般常識。
会員招待制
ところが、本日(3月9日)番組のご紹介のショッピングサイトはその正反対で、「検索に出ない」ことが戦略だそうだ。
昨日、日本国内向けにオープンした「BRANDS for FRIENDS(ブランズ・フォー・フレンズ)」はファッションやスポーツなどの有名ブランドのアウトレット系商品を安く販売するサイト。ドイツに本家があり、彼の地ではすでに「世界最大級」だそうである。
一見するとアウトレットモールのオンライン版のようだが、違いは「秘密主義」なところ。まずサイトは会員招待制。商品の売り出しは数日間だけで、その後は跡形もなく雲散霧消。値段も商品も検索できない。
ブランドイメージ
こうした売り方が、番組コメンテイターでワタミCEOの渡邉美樹に言わせれば、「在庫を処分したい。でも、ブランドイメージを毀損することは1番したくない」というブランド側にとって、「いい仕組み」。
一方、テリー伊藤は「(商品を見分ける)能力が必要。全部(写真だけの)ネットで頼っちゃうのはどうか」とネットショッピングの罠に言及した。
なお、これから約2週間(一部対象外の時間あり)は、オープン記念で誰でも会員になれるそうだ。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト