<テレビウォッチ>もっともレジャーに不向きな休暇期間を改善しようと、政府が動いている。春のゴールデンウィーク、秋のシルバーウィークの祝日を地域ブロックごとに分散して取らせようというのだ。
「もうちょっと議論必要」
そうすれば、どこにも行きたくなくなるあの混雑が緩和され、家ゴロ派も外に目を向けるだろうとの目論みである。
「わたしは賛成ですね」と、番組コメンテイターでスーパー主婦雑誌モデルの冨田リカ。「サラリーマンのランチタイム(をずらす)のと一緒で、行きたいところに行きやすくなる」
弁護士の本村健太郎は逆に、この制度では行きたいところに行けなくなるという。「博多どんたくなどGWの祭りやイベントを見に行けない人が出てくる。地方の観光地は困るのでは」
テリー伊藤は「いや、ちょっとわからないなあ。祝日を増やしたほうがいいかもしれない」と首を傾げ、司会の加藤浩次は「まだ、もうちょっと議論が必要な感じがしますね」と無難なまとめ。
リアルのほうもこんな感じで終わりそうな気がしないでもない。
文
ボンド柳生