プロ野球のオープン戦が2010年2月27日、本格的にはじまった。日本ハムファイターズ―楽天イーグルスのカードではいきなり、ダルビッシュ有投手と岩隈久志投手が登板。球界を代表するエースが投げ合った。二人にとって、手ごたえあるマウンドとなったようだ。
岩隈投手は同日のブログで、「オープン戦」と題した記事を更新した。3イニングを投げて無失点の成績には「手応えあるピッチングができました!」。ただし、変化球がまだ高いと感じているといい、開幕までに修正したい考えだ。次の登板ではイニング数、球数、ともに増やしていきたいと意気込んでいる。ちなみに岩隈投手は、あと2日で家に帰れるのが楽しみなんだとか。子供の成長を見ることと奥さんの手料理が待ち遠しい。
一方、ダルビッシュ投手は5回2失点で終えた。ブログでは「3回までは力んであまり良くなかったけど、4回から全ての感覚が戻ってきて満足の行く球が投げられました」と感触がつかめつつあるようだ。とりわけスライダー、ツーシームが良くなってきたことには満足している。「次の登板が楽しみです」