<テレビウォッチ> 「立原啓裕のまかしとき!」なる新コーナーが始まった。劇団四季出身という立原リポーターは「探偵ナイトスクープ」で見た記憶がある。関西でのレギュラー番組が多いらしい。
日本語がカベ
本人の説明によると、いろんな問題を調べあげて解決の糸口を見つけ出したい、とのこと。
「挨拶代わりの第1回」(立原)は「形だけ!? 外国人看護師受け入れ」。日本で看護師として働いてもらおうと、インドネシアやフィリピンの看護師経験者に日本の病院で働きながら日本語研修を受け、国家試験(最長で3年3回)に挑戦してもらい、合格すれば日本で就労でき、ダメなら帰国という制度。しかし、これまで2回の国家試験で合格者はゼロ。日本語がカベになっているのだ。医療専門用語はさらに厄介だ。
立原が、実際に試験に出た「含嗽」「緘黙」の読み、意味をスタジオ陣に尋ねても満足な答えは得られない。外国人にはなおのことムリだ。このままなら全員、空しく帰国という事態になりかねない。
文
アレマ| 似顔絵 池田マコト