<テレビウォッチ> バンクーバー特派の高畑百合子が、野外聖火の前からのナマ中継で、「これが『朝ズバッ』では最後になります」という。
コーチの笑顔
みのもんたが「なぜ?」「もう期間が終わってしまいますので、来週中頃には東京のスタジオに」「いや、いいよ。そっちにいても」「いえ、帰ります」(笑い)
そうなんだ。あっという間に終わりが近い。この日(2月26日)のノルディック・ラージヒルでは、渡部暁斗が9位に入ったという速報。残る種目は、スピードスケートの「チームパシュート」とか、アルペンとかに絞られてくる。
なかで最大のものは、女子フィギュアだ。本番直前に終わってしまう「朝ズバッ」がどう放送するのかが見物だったが、やっぱり苦しい。
高畑は、直前に終わった公式練習の様子を、いろいろ語るのが精一杯。
「浅田真央は、いつもSPでキム・ヨナに10点くらい引き離されているのが、今回は4.72だから、希望がもれるかなと笑っていました」
「練習がおわったときに、タラソワ・コーチが笑顔で浅田選手を迎えたのが印象的でした。記者たちに聞いても、あんな笑顔みたことないと。満足のいく仕上がりなんだろうなと思いました」
みのも。「タラソワさんの笑顔、ボクも初めて見たよ」
一方のキム・ヨナは、練習割当時間40分のうち、30分で練習をきりあげ、「余裕を感じさせた」と高畑。
「逆転できる点差」
さあそれからは、メダルの予想だ。「1億2000万人がにわか評論家」という町の声では、キム45人、浅田155人と出たが、あくまで願望にすぎない。
村主章枝が、SPの得点をもとに技術点、芸術点などの分析をした。4位の安藤美姫も含めて技術点が高く出れば、十分逆転できる点差だというのだが、いまひとつよくわからない。
要は、難度が高いジャンプが得策かどうか。トリプルアクセルにこだわるのが浅田だが、キムも安藤もリスクはおかさないようだ。クレオパトラを模したという安藤の姿をみて、みのが「衣装は得点にならないの?」(笑い)
過去4回の五輪では、SPでトップの選手は金メダルを獲っていない。あくまで結果がそうだったにすぎないのだが。さて、どうなることか。
エンディングで、村主が出演する「長野メモリアル・オンアイス2010」(3月6日、長野ビッグハット)のPRが出た。08年の映像も流れて、村主の華麗なスピンが……
みのは「この衣装でおいでいただきたかったぁ」(爆笑)