10ポイント以上の差も
では、この4.72ポイントの差をフリーでひっくり返せるのか??
本田は「全然、余裕があると思います」と太鼓判を押す。
リポーターの大村正樹によると、3年前の2007年世界選手権SPで、ヨナに10ポイント以上の差をつけられながらフリーで真央が逆転優勝しているという。
本田も「キム・ヨナ選手はSPで高得点を出し逃げ切るタイプ。とくに今シーズンはフリーでいい演技をしていない。しかも今回、浅田選手が僅差をつけたことで、プレッシャーを与えていると思う」
SPの演技を終えたヨナが会見で「思い通りの演技ができて満足。ライバルは特にいません。あえて言うなら自分です」と強気な発言を。真央は、高く伸びきったヨナの鼻をへし折ることができるかどうか……
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト