<テレビウォッチ>社長が米国議会の公聴会に呼びつけられるなど、最近四面楚歌な感じの世界のトヨタに心強い援軍が加わった。「日本人はやっぱりトヨタを応援すべき。(トヨタは)そんなに間違ったコトしてないし……」と言うのは、番組メインコメンテイターのテリー伊藤。
応援してる議員も
テリーは「ゴムマットやブレーキだって、それぞれの車の癖がある」「(制御)コンピュータだって、本当に狂ってたかどうか定かじゃない」「リコールが遅いというが、リコールは部品を準備してからじゃないとできない」などとトヨタ側の主張もそのままに主張。これは選挙を前に得点稼ぎを目論んだアメリカ議員による日本叩きだと示唆する。
すわ、これはまたまたまたしても、日本人の悲運である「狙い打ち」バッシングのひとつなのだろうか。日本在住24年のアメリカ人コメンテイター、ロバート・キャンベル東京大学教授は「アメリカの論調は日本バッシングではない。トヨタは(アメリカの会社といっていいほど)米国内にたくさん工場をつくってる。トヨタを応援してる議員もいっぱいいる」と、その点懐疑的であった。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト