<テレビウォッチ>きのう2月23日の衆院予算委は、自民党の審議拒否のまま開会して、自民に割り当てられた2時間余が無為に費やされた。これで2日目である。
「何してんねん」
一方、「子ども手当」の審議入り予定の衆院本会議では、開会5分前に衆院議長室前に自民議員が集まって、プラカードをTVカメラに向けて、「小沢幹事長の証人喚問」などを訴えたが、横路議長は素通りして、自民欠席のまま開会となった。
小泉進次郎議員は、「なぜ審議拒否なのかを国民に伝えないと」。大島国対委員長も、「むちゃくちゃな国会運営は大きな禍根を残す」といった。谷垣総裁は街頭で、「証人喚問や参考人招致、石川議員の辞職勧告の本会議上程、ひとつでもやってくれたら、いつでも審議に応ずる」と。
だが、野党の審議拒否を無視するのは長年自民党がやってきたことだから、シャレにもならない。有権者としてもしらけるばかりだ。
谷川秀善・参院幹事長が「野党の席だけ空いてるわけや、自民党のとこだけな。そればっか映されたら、国民から見たら、自民党何してんねんなとなる」といったのが、いちばんまともだった。
小沢幹事長の責任問う声
一方民主党内からは、長崎県知事選敗北を受けて、小沢幹事長の責任を問う声が閣僚からもあがって、鳩山首相が「内閣として一体であることが重要」と苦しいコメント。
みのもんたは、「自民党にとってはチャンスでしょうに、国会を休んじゃう」
片山善博が、「いけませんね。いいたいことは、議場でいうべきですよ」
川戸恵子も、「民主党が野党のときだって、審議拒否はおかしいといってきた。だから、自民の支持率があがらない」
みの「谷垣さんが、ひとつだけでも聞いてくれたら戻るって」(笑い)
杉尾秀哉「戻りたいんだけど大義名分が……って感じ」
みのが今後の地方選のスケジュールを出した。3月14日が石川県知事選、4月11日が京都府知事選。
片山は、「現職に対して政党は姿勢をきちっとすべきだが、県議会で与党になりたいというのがある……注目です」
それまでに、民主党の支持率がどこまで下がるか。下がってからでは、国民は戻ってはこないだろうに。