<テレビウォッチ>バンクーバーで健闘するカーリングのクリスタル・ジャパン。「チーム青森」を出している青森が燃えている。早朝から市役所のテレビの前には大応援団。スポーツ会館には、カーリングの道具を持った老若男女がいっぱいだ。おととい(2月21日)も大会があった。
カーリング・バーガーも
しかしクリスタル・ジャパンはきのうのドイツ戦を落としてしまった。痛恨の失投がいくつか。あらずもがなの得点を与えてしまった。これがカーリングの難しいところか。
若い女性が、「見てるとすぐできそうだが、やってみると奥が深い」
またお年寄りの男性は。「以前女子の世界選手権があって、はまりこんだ。若い人と年配者が一緒に楽しめるのが魅力」という。
「チーム青森」に次ぐジュニアチーム「チェックメイト」が練習していた。カーリング歴は2年、毎日2時間の練習だそうだが、目標は「まずジュニアで世界に行き、最終的にはオリンピック」という。
競技人口だけではない。県の観光物産館をのぞくと、まああるわあるわ。ネクタイ、Tシャツ、まんじゅう、かまぼこ……みなカーリングデザインのものばかり。
また、ある石材店は、お手の物の石を使って、ミニチュアのカーリングストーンを作った。また、ねぶたとカーリングを組み合わせた石盤パネルを市に寄贈もした。
まだある。青森産のフランス鴨を使ったバーガーをはさんだ特大のカーリング・バーガーとか、バナナの売り上げの1%を、カーリングの選手育成に寄付しているとか……とにかく、街全体がカーリング一色。
髪の毛1本で変わる
そのいくつかがスタジオに持ちこまれた。まずはまんじゅう「カーリング娘」。まんじゅうをストーンに見立てて、ハンドルみたいなものがついている。
久保田智子が「白あんに生クリームです。おいしいですよ」
ゲストが先に食べてるのをみて、みのもんたが「なんで私に……」とぶんむくれ。さっそくかぶりついて「食べる時は片膝ついて食べてください」(爆笑)
ところで、競技の最中、選手たちが叫び声をあげているが、あれには意味があるのだと。
ヤップ = 掃いて
ウォー = 掃かないで
三屋裕子が「ただ、叫んでるんじゃないんだぁ」。みんなそう思ってた。
ハリー = 激しく掃いて
クリーン = ゴミを取って
久保田が「髪の毛1本でコースが変わるそうです」「へぇー」
杉尾秀哉が、「ドイツの選手がウォー、ウォーいってたのは、それか」
久保田「なぜ英語かというと、指導者がカナダからきてるからだそうです」
なるほど。クリスタル・ジャパンは準決勝進出をかけて、あと3戦。かけ声に注目して見てみようか。