<テレビウォッチ> オリンピック関連情報は4本立て。「国母騒動」をCNNが世界に発信し、「騒ぎ過ぎ」と指摘したこと、男子フィギュアで、ロシアのプルシェンコが4回転を飛んだにも拘わらず銀メダルに終わった採点問題。そして、またも目黒のミラクルショットでロシアに逆転勝ちしたクリスタル・ジャパンの活躍、最後が、浅田真央の公式練習風景と、彼女のショートプログラムの滑走順が22番目で、韓国のキム・ヨナの直前に決まったことを伝える。
カーリングの逆転勝利
赤江珠緒は冬休み。小木逸平が、カーリングの映像が終わったところで鳥越俊太郎に「やりましたね」と水を向ける。
鳥越は「最初、スケートの長島、加藤、高橋と、ここまではメダルをとりました」と、しゃべり出し、「そのあと、日本は負け続け。しかも大差で問題にならない」とした。
無視された入賞選手は気の毒だが、それはともかく、「そういうときに、カーリングが最後の1投で逆転した。これからにつながると思った」と言い、さらに「もう1つある。オリンピックとは違うけど、アメリカのメジャー初戦、宮里藍ちゃんが18ホール目のチップイン・バーディーで逆転優勝した」と興奮気味に話す。
「メジャー」は間違いと気づいたと思われる小木が「開幕戦ですね」と、さりげなく訂正を入れる。構わず「これがそのまま今後の女子フィギュア真央、美姫につながるのが流れ」と笑顔の鳥越。体調がいいのか、はしゃいでいるようにも感じられた。
浅田真央の滑走順については、鳥越、吉永みち子とも、「キム・ヨナにプレッシャーをかけられる」とした。メダルにつなげてほしい。