鳩山政権の普天間移設「妙案」 ある派VSない派の説得力

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<テレビウォッチ> 鳩山政権に「妙案」があるのかどうか、コメント陣の見方は割れた。普天間基地の移設先についてである。

笛吹けど踊らず

   やくみつる(漫画家)は「ある」派。「腹の中は固まっているのではないか。あるけど言いませんよ、みたいな含みのある言い方をしている。気取られると頓挫しかねないと思っているのでは」と話す。

   三反園訓(テレ朝コメンテーター)は「ない」派。「民主党内では、案が出たところで潰されるから、あっためておいて最後に出すと言われている」とした上で、「といって、妙案があるとは思えない。佐賀空港と大村航空基地が1番いい案なのは分かっているけど、地元の反発を説得できるか」と語る。佐賀、大村は社民党の案だというが、三反園によると、政府関係者は、国民新党のキャンプシュワブ陸上部案が非常に現実的だと評価しているともいう。

   で、民主党案はとなると、鳥越俊太郎(番組ナビゲーター)は「後だしジャンケンみたいに、ギリギリまで出さないのではないか」とし、「妙案を持っているかどうか。鳩山さんが自信たっぷりに5月までに決めますと言うたびに、本当かなと思う」と述べた。敢えて分ければ「疑問」派か。

   肝心の5月までに決定できるかも、三反園によれば、鳩山首相が笛を吹いても下が踊っていない状態とのことで、雲行きは怪しいようだ。鳩山政権よ、どこへ行く?

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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