<テレビウォッチ>開会前から「服装の乱れ」で注目を集めた国母和宏(21)が、ようやく競技に登場した。番組は、スノーボード男子ハーフパイプ予選の映像を速報で入れた。
政界でも話題に
予選2組18人が終わったところで、国母は暫定2位と報じられると、鳥越俊太郎が「やるじゃん」と喜ぶ。東ちづるが「やっぱりそういう言い方になっちゃうんですね」と反応した。
「国母騒動」は政界でも話題になっているようで、谷川秀善(自民党参院幹事長)は会見で「監督がもっとしっかりせんとあかん」と話し、記者から「団長は橋本聖子さんなんですが」と突っ込まれると、「聖子ちゃん、しっかりせんかいと言いたい」とした。
同じ自民党でも、河野太郎(衆院議員)は自身のホームページで「ルールと価値観が混同されているような気がする。価値観は多様であるべきだ。特定の人の価値観に合わないからといって、処分を下すはおかしい。頑張れ国母。僕は応援するぞ」と綴ったという。
地元では、国母の銀メダルを予想するメディアもあるとかで、競技面でも注目される存在であることは間違いない。
番組終盤、赤江珠緒が、国母が予選で高得点をマークし決勝進出を決めたことを伝えた。「迷惑をかけた人たちにいい滑りを見せたい」(国母)という意気込みの一端を見せた。メダル獲得で騒がれてほしい。
文
アレマ| 似顔絵 池田マコト