報奨金半分はポケットマネー
会社は2003年に経営危機に陥り、日本電産の傘下にはいったが、親会社となった日本電産(京都)の永守重信社長(サンキョー会長)が、ポケットマネーから資金を出して、廃部の危機にあったスケート部を救ったのだという。
社長は「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」が主義で、選手たちには社業をさせず、しかもオリンピックでメダルを獲ったら、報奨金まで出す。今回長島選手に1000万円、加藤選手に600万円。金メダルなら2000万円だ。半分は会社が、残りは社長のポケットマネーだそうだ。
おまけに、精密機器メーカーだから、スケートのエッジの調整も1000分の1ミリ単位で可能で、これも今回のメダル獲得の力になった。
杉尾秀哉は、「これだけスポーツに理解を見せないといけないということ。永守さんは、買収した会社をみな立ち直らせている人。その情熱が選手に乗り移っていると思う。元気を与えてくれる話だ」
恵は「そのかわり、勝てと」と。これって厳しいかもね。
永守社長は、次のソチ五輪にはもっと選手を送りたいといっている。スポーツも芸術も心のゆとりが結果を生む。<テレビウォッチ>
ヤンヤン