<テレビウォッチ>バンクーバー冬季五輪がいよいよ開幕する。朝日川柳(2月11日付朝日新聞)にこんな句が。『開幕前 メダルの数は 数知れず』。
ワン・ツーの可能性も
さてどれほどのメダルが期待できるのか??
2004年のアテネ五輪では日本勢の金メダル16個を的中させたキャスターの小倉が今回、予想したメダルの数は、金1個、銀4個、銅5個の計10個と意外に渋い。ではその内訳は……
小倉が予想した金メダル1個は、フィギュア女子シングルの浅田真央。「韓国のキム・ヨナはここにきてあんまり良くない。安藤美姫とワン・ツーの可能性もあると思う」と。
銀メダルでは、安藤美姫にフィギュア男子シングルの高橋大輔、フリースタイルモーグルの上村愛子、ノルディック複合チームの4個。
小倉は「上村愛子には金メダルを取らせたいが、強豪のアメリカの3人とカナダの2人、結果的にはカナダに持っていかれるのかな……」。
服装指摘で銅から銀へ?
また銅メダルは、スピードスケート500メートルの加藤条治とスノーボードハーフパイプの国母和宏、ジャンプ個人ラージヒルの葛西紀明、ジャンプ団体、それにスピードスケート女子パシュートなどをあげた。
とくにスノーボードの国母をあげたことについて小倉は「これは橋本聖子団長が彼の服装に対しクレームをつけてくれたんで銀メダルの可能性もある」と太鼓判を押している。
ただ、期待されているカーリング女子が小倉の予想には入っていなかった。その理由について小倉は……
「この競技は10チームが総当たりで上位4位が準決勝に進む。前半から強豪のアメリカ、カナダ、イギリス、中国とあたり、余程のことがないと4位に入るのは難しい」
さて、2月24日まで続く雪・氷上の熱戦の結果は……
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト