「おくりびと」いないひと 孤独な日本と死の現実

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NPOにすがる人

   会社中心で生きてきた男性が定年退職後に妻や子供たちから捨てられて孤独な晩年を迎える人も多い。生涯未婚の人も少なくない。血縁も地域との結びつきも極めて弱い。死後の面倒をみてくれるというNPOには4000人もの会員が集まっているそうだ。不安を抱えている人がそれだけいるということだ。

   死後10日経って発見された人の例も取り上げられた。家族、親戚、地域、友人、人と人との結びつきをもう1度見つめ直す必要があると思わされた。寂しい話ではあったが、番組のつくりとしては良く出来ていた。実際、視聴者にも強い印象を与えたようで、放送直後からインターネットでも多くの人がこの番組を話題にしていたようだ。

      NPOが 家族にかわり おくりびと

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