売れた理由は…
その社長は、AKB48のメンバーのお気に入り何人かを、自分のマンションへ呼んで、贈り物をあげるそうなのだが、なかでも、その子を可愛がっているようだ。
彼女は、元福岡のキャバクラ嬢で、その社長と知り合って上京し、秋葉原のAKB劇場に併設しているカフェで働いていた後、AKB48入りした。
AKB48入団後の彼女は順調そのもので、CDデビュー、紅白歌合戦出場も果たし、2007年9月に大手芸能事務所へ移籍して以降は「単体で売れるメンバー」として、本格的なソロ活動も開始しているという。
今10年1月からは、フジテレビの競馬バラエティー番組にも出ている。そんななかで、社長とその子の仲を暗示する、ある「事件」が起きるのだ。
詳しくは文春を読んでいただきたいが、いまジャニーズ事務所のアイドルグループ「嵐」と並んで、日本最大のアイドルグループに成長したAKB48に噴出したスキャンダルは、中高生も多いだけに、大きな世の批判を受けかねない。
結成以来最大の試練に違いないが、対応をひとつ間違えれば、あっという間に消えてしまうのが、こうしたアイドルグループの宿命である。スター中心ではなくメンバーでやってきたAKB48だが、その強みを発揮できるかのか。さあ、どうする? 秋元康さん。