「考え込んで…」
近畿大野球部の榎本保監督は、「今年は岡田監督に期待されているので、頑張る、今年はやりますということだった」という。
大学2年のときに母親を亡くし、「野球をやめたい」といったこともあったというが、すぐに立ち直った。「自分なりに納得がいかないと、考え込んでしまうところがあった」ともいうが、残された映像では、そんな風には見えない。
遺体はきのう(2月7日)、宮古島警察から遺族に引き渡され、岡田監督、選手らが見送った。しかし、人ひとり死んでそれだけ? 野球チームってそんなものか? せめてもっと語ってやれ。詮索してやれ。それが供養じゃないのか?
みのもんたも「若い奥様の心痛ははかりしれないものがあると思います」といったが、あとが続かない。球団の沈黙がやりきれない。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト