<テレビウォッチ>『政治とカネ』の疑惑をもたれていた民主党の小沢幹事長。2度の事情聴取を行っていた東京地検特捜部は、小沢幹事長を不起訴にする方針を固めた模様だ、と複数報じられている。
これで幕引き?
番組では、開会中の国会で盛んに飛び交うヤジの功罪を取り上げた中で、さらりとこのニュースに触れた。
2月1日の定例会見で、さばさばした表情で自ら2度目の事情聴取を明かした小沢幹事長。おそらく何らかの感触を感じ取っていたのかもしれない。
番組では、リポーターの大村正樹が、元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士に電話取材した。
不起訴処分だとすると、その理由は?? について若狭は次のように語った。
「不起訴だとすると(小沢幹事長の)共犯としての証拠が弱いということでしょう。つまり政治資金収支報告書にウソを記載したということについて、共犯として関与していた証拠が弱いということのほか何ものでもないということ」
不起訴処分だとしたら、小沢幹事長の立件問題はこれで幕引き? についても、若狭は「他の犯罪事実で捜査を継続することはできないのではないかと思う」と。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト