形骸化した制度
これを見た、やくみつる(相撲協会外部委員)は「非常にシニカルな光景だ」として「集まった7人の親方は大鵬さんの直接の弟子ではないが、こうやって集うのが本来の一門の姿だ。一門を割って出た人たちがこういうところを維持している。翻って、今いろいろ危機にさらされている一門は形骸化してしまっている。熱い師弟関係に結ばれているわけでもなく、あまり縁もないけど、とりあえず集まっていましょうかという集団になり下がっているところもある。で、造反が出たりもする」と語った。
投票してくれた9人の力を背に、貴乃花は自ら唱える「改革」を進められるかどうか。
「イバラの道を歩み出した」(赤江)ことは間違いない。
文
アレマ| 似顔絵 池田マコト