<テレビウォッチ>赤江珠緒は「大金星」と表現し、ナレーションは「奇跡の当選」と説明した。劣勢を伝えられた貴乃花親方が理事選で勝利をおさめたのである。
元・大横綱の「支持」
この話題に関して相撲ジャーナリストの中澤潔が、貴乃花派の大嶽親方(元貴闘力)から聞いたという秘話を明かした。
昨2009年秋、貴乃花から「理事選に出たい」と訴えられた大嶽が「とりあえず、うちのオヤジのところに行こう」と、昭和を代表する大横綱だった大鵬元親方のもとへと連れて行った。大嶽は大鵬の娘婿である。やってきた貴乃花に対して大鵬は「若い者が出る必要があるよ」と励ましたという。優勝回数歴代1位の名横綱だった人の存在が、貴乃花グループの「精神的支柱」になったのではないか、と中澤は述べる。
貴乃花の理事会入りが決まった昨夜(2月1日)雪の中を、彼を支持した間垣、二子山ら7人の親方衆が夫人連れで、大鵬の住まいへ挨拶に訪れるVTRが流れた。
文
アレマ| 似顔絵 池田マコト