<テレビウォッチ>昨日(2月1日)から都内の中学受験が本格スタート。受験戦争といえば、昔は大学受験だったが、最近アツいのは中学受験だ。
ここでも格差
番組によれば、中学受験者は過去最高。低学年のうちから、塾に通うお子さんも児童も年々増えてるんだそう。キャプションは「過熱する受験戦争」である。
「最近、(受験戦争って)そうでもなくなってきたのかなと思ってたんですが……」と司会の加藤浩次。折しも今日は私立中学(学園)の理事長をつとめるワタミCEOの渡邉美樹がコメンテイターであるので、そこにコメントを求める。
すると、私立の学校経営者によれば、ここでも「格差が広がってる」そうである。「豊かな家庭ははやくから受験勉強できて、学力じゃなくて、財力で(受験が)決まってる」状況であり、「なんとしても変えていかなければいけない」と思ってるそうである。
どう変えるのか――。貧しい子も私立中学に行けるようにすべきだという。そのための奨学金制度の充実、私立と公立の補助金の均等化を、この場を借りて訴えていた。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト