「本人以上に協会ひどい」
友綱理事は改めて示談書の提出を求めたという。
スタジオでは、キャスターの小倉が「殴打の事実がないと言っておきながら示談書ってどう考えても矛盾しているじゃないですか」と。
これにゲスト出演した相撲ジャーナリストの大見信昭が次のようなコメントを。
「そういう事実がなければ示談も必要ないわけですからね~。この問題は、横綱の品格云々を通り越している。今まで協会が『解雇』したという例はなく、トラブルのあった力士は自分から廃業届を出して辞めている。朝青龍はどうするか注目しているのですが……」
ニューズウィーク日本語版編集長の竹田圭吾もさらに厳しい意見を。
「弁解の余地はないですね。殴っていないなら先週はなぜ協会に謝りに行ったのか。やった本人以上に協会の対応はひどい。今ごろ調査委をつくるなんて、機能不全に陥っているあらわれ」
協会がまずこの問題にどう処分を行うのか、新体制は早くも正念場を迎えている。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト