<テレビウォッチ> 横綱・朝青龍の泥酔暴行事件。高まる批判に押されて日本相撲協会も2月1日ようやく動き出した。
示談書提出求めたが…
理事選後の新理事会で『調査委員会』を発足させ、事実関係調べに着手したのだ。番組では、リポーターの横野レイコがその経緯を……
委員会は友綱理事(元関脇・魁輝)を委員長に、村山弘義外部理事(元東京高検検事長)、玉ノ井親方(元大関栃東)の3人で構成。
さっそく初仕事として友綱理事は、この日の理事会に欠席した朝青龍の師匠である高砂親方に電話し、示談書の提出と朝青龍が予定している節分の豆まき自粛を求めた。
ところが高砂親方から提出されたのは示談書ではなく報告書。しかも報告書には「殴打の事実はないと書かれていたようだ」(横野)という。
番組では触れなかったが、被害者が「暴行したのはウソでした」と書いた書類が添付されていたという報道もある。
事実とすれば、『国技』というより、うやむやに済まそうという『黒技』。協会も甘く見られたものだ。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト