<テレビウォッチ> 冒頭は「朝青龍泥酔暴行騒動に新展開」として、先ず高砂親方の発言を伝える。
「1500万円以上らしい」
・朝青龍は酔って記憶がないと言っている。殴ったとは言っていない ・示談が成立した、と弁護士から報告があった ・運転手とマネジャーが事情聴取を受けている ・マネジャーの言動(自分が殴られたとしたこと)が誤解を招いた
以上が高砂親方の発言内容。記者から「酔っぱらっていたとすれば、何の示談なのか」と尋ねられ親方は「何の示談なんですかね。オレが聞きたい」と答えたという。絵に描いたよう無責任である。
鳥越俊太郎は、被害者とされる人物が診断書を持って2度も警察へ相談に行きながら、なぜ被害届を出さないのかと疑問だとし、「裏取引があるのか」と首をかしげる。
ところが今朝(2月1日)の日刊スポーツに、被害者側が「朝青龍の暴行はウソ、と仰天証言」という記事が掲載されていると、小木逸平が紹介する。そこでは「関係者(何の関係者かは不明)が「示談金は1500万円以上らしい」と漏らしているそうだ。
処分はどうなる?
吉永みち子が「被害者が消えてしまっても事実が消えるわけではない。グレーのままでほうむってしまうと、ファンにとっては垣間見えたことがズッシリと残る。こういう決着が相撲協会にとっては最悪なんじゃないか」と話すと、赤江玉緒が「ウヤムヤになってしまいますよね」と受ける。
やくみつる(相撲協会生活指導部特別委員)は「マネジャーひとりに押し付けるのでは、別の事件を想起させる。『一生、お前の面倒を見るからと言ってそんなことをしたのか』と突っ込みたくなる」と、芸能界の薬物汚染を引き合いに出す。政治家たちが「秘書に任せていた。自分は関知しない」とするのも同様だろう。
朝青龍問題は2月4日に開かれる協会の理事会で話し合われる予定とのこと。どんな処分が下されるのか。