<テレビウォッチ>横綱・朝青龍の暴行事件、被害者をでっち上げた挙句、今度はもみ消し工作?? キャスターの小倉が「先週末いろいろあったようですが……」と、このナゾの急展開を取り上げた。
「歩み寄ったから…」
昨日(1月31日)行われた元前頭・潮丸の東関親方の引退相撲に朝青龍が参加した。土俵で『綱締め』を披露したが、場内アナウンスが「綱が白色であるのは清浄・潔白を表わし、自分自身を清めると……」との説明に場内から失笑が。
続いて行われた土俵入りでは場内から「モンゴルへ帰れ!」「酔っぱらいかよ!」の怒声が……
問題は、引退相撲が終了した後、朝青龍の師匠である高砂親方が行った報道陣との次のようなやり取り。
まず高砂親方が「マネジャーが『被害者は自分だ』というのははっきり言って間違いです。俺は、それに対しては謝罪しなさいと言っている」
記者「相手のケガの状況は?」
高砂親方「診断書を見ていないのでわかりません」
暴行事件があったのは1月16日未明、もう半月も経過したのにケガの確認もしていないとは……
記者「向こう(被害者)も悪かったといっているんですか?」
高砂親方「だから示談になったんでしょう。お互いが歩み寄ったから示談になったと俺は認識している」
おカネで解決という手もあるが……
記者「酔って記憶がないというのに、何の示談なんですかね~」
高砂親方「何の示談ですかね、これ? 俺が聞きたい」
支離滅裂。暴行はなく酔ったうえでの偶発的な出来事と言いたいらしい。
「実は暴行なかった」!?
スタジオでは小倉が「悪い方が示談を持ちかけ、カネを払って納得してもらうわけですから、ある程度のおカネが……。そのカネが新聞に出ているが結構大きなカネなんです」。
番組では金額は出さなかったが、新聞によると1500万円以上とかいう話も……
小倉は「何もなければ示談にならない、示談にするためにおカネを払ったなら、『何か』しているんでしょう。新聞によっては、被害者が『実はそういうことはなかった』ということを言い出しているとありますが、それはどうなんでしょう?」と暗にもみ消しを示唆。
取材をしたリポーターの横野レイコによると「被害者が表に出ていないので、その辺は朝青龍側からの声しか聞けていない。酔っていて、殴られたか殴ったか記憶がないという話で示談が進んでいる」らしい。
やはり姑息なもみ消し工作か?? 小倉は「このまま番付に横綱・朝青龍の名前が残っていれば、それだけで大問題になりますよ」と。