移植のプロがこだわる命 ド迫力映像が伝えたもの

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患者回復のスピード

   彼は非常に丁寧な仕事を行う。それは彼自身、手術のスピードを争う事から、患者の回復のスピードを考えるようになったからだと言う。命にまじめに、患者の人生と向き合う。彼が名医といわれるゆえんがそこにもある。

   さて、今回の放送はとても衝撃が大きかった。手術中の映像にはモザイク処理がされる事が多いのだが、今回の放送では移植中の映像がそのまま放送された。肝臓を移植するということがいかに大胆な事なのか、映像を通してよく伝わってきた。

   と同時にショックも大きかった。感受性の強い人など、トラウマになるのではないかと思われるほど、衝撃的だった。映像のもつ力強さを、改めて考えさせられた。

慶応大学 がくちゃん

   *NHKプロフェッショナル 仕事の流儀(2010年1月19日放送)

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