社会的コストかかるだけでは?
掲示板の哀しみと恨み、いかばかりか。裁判所はさておき、番組コメンテイター陣のほうは「一笑に付す」わけでもなかったが、「ワカモノのサブカルチャー」について下手なことは言いたくなかったのか、コメントも尻込み気味だった。そんななか、小笹芳央・リンクアンドモチベーション社長だけは、一切斟酌しないという姿勢が際立っていた。
「(被告のような)派遣労働者って山ほどいるし、ネット掲示板で孤独を感じた人なんて数え切れないほどいる。そんなことはまったく(犯行の)理由にならないと思う。彼特有の問題であり、(裁判で明らかにすべき)理由なんかあるのか。責任能力を争うという弁護団の姿勢も、裁判が長引いて、社会的コストがかかるだけではないか」
文
ボンド柳生