<テレビウォッチ>早朝のスタジオで男性コメンテーターが入れ替わり立ち替わりマイクを通して妻に「愛していま~ス」と叫んだ。
笑顔で迎えてくれる
1月(あい)31日(さい)は『愛萋の日』だという。これにちなみ東京・日比谷公園で28日夕、「愛しているよ~」と叫ぶイベントが行われた。
その模様を気象予報士の根本美緒が『けさの注目』で取り上げたが、マイクの前で、泣き顔の中年男性が妻に叫んだひと言にジーンときた。
「失職して1年4か月、いまだに仕事がみつかりません。でも妻はいつもと変わらぬ笑顔でボクを迎えてくれます。チカコさ~ん、愛しているよ~」
VTRで伝えたイベントが終わってスタジオ。段取りができていたのか、根本が大声で「朝ズバ!の中心で妻に愛を叫ぶ」と。
で、まずトップに指名されたのが千葉県知事の森田健作。なぜ現職の知事が出演しているのか訝ったが、森田は「キミがいて、ボクがいる。ありがとう~」と。
根本が「ステキ! さすがです~」。
お世話に…
どこがステキか考えているうちに、毎日新聞論説委員の与良正男が照れまくりながら「愛していま~ス。これからも宜しくお願いしま~ス」。
最後にみのが「ちょっと、ちょっと……」と言いながら登場し「毎朝、午前3時に起きてお世話になっていま~ス。お酒の量は減らしま~ス」。
余興に水をさすのもなんだが、現職の知事が地元の千葉県とは無関係の話題で生出演し、「キミがいて、ボクがいる……」などとやっていて『公務』は大丈夫なの??
番組が終了する8時半まで出演していたところを見ると、単なるコメンテーターとして出演したようだが、むろんこの疑問に他のコメンテーターからのコメントはなかった。
文
モンブラン