<テレビウォッチ>小沢幹事長の金の話がまだ続く。きのう(1月26日)は参院予算委で、政治と金の問題が追及されたが、なかで閣僚1人ひとりに回答を迫る場面で、「時間がかかりすぎる」(委員長)、「そんなくだらん質問に答えられるか」(亀井大臣)などと紛糾したり……。いまひとつぴりっとしない。
「自分出していい」
「スパモニ」は、小沢幹事長の事情聴取(1月23日)をはさんで、鳩山首相の言葉が微妙に変わってきたことをとりあげ、「小沢氏と距離を置き始めた」点に注目した。
「どうぞ戦ってください」(16日)
「信じるのが同志としての基本だ」(19日)
「すべて一蓮托生という話ではない」(22日)
「捜査を見守っていくしかないから、現在は、続投を支持している」(25日)
さあ、これをどうみるか。
鳥越俊太郎は、「もともと距離はあった。変わってない。ただ、このところの支持率の低下など向かい風のなかで、トーンダウンしただけ」
三反園訓は、「どこかで責任をとって辞めるんじゃないかという思いがある。一蓮托生といっていると、自分も辞めなければいけないから、ちょっと軌道修正した。小沢さんにどうこうしろとは、鳩山さんも遠慮して言えないのに、ほかの人は言えない」という。
落合恵子が、「鳩山さんは、もう少し大胆に自分を出していいんじゃないか、そろそろ」
「中途半端はダメ」
三反園は、「小泉さんが年金問題で、『人生いろいろ』とか言っても、あのキャラクターでもってた。なぜもったかというと、ブレなかったからですよ」
赤江珠緒が、「政治家が不動産をもつことでは、閣僚のみなさんもけっこうまごまごして、道義的にはどうかと思ってる人もいるように見受けられた」
これに森永卓郎が、「鳩山さんはハッキリさせるべき。中途半端はダメ。小沢さんを切るのか、ホントに戦うんだったら『指揮権を発動する』とか、ハッキリさせていい」
赤江が「大胆な発言を……」(笑い)
それができないから、全体がうじうじしてるんだよね。