<テレビウォッチ> 小沢民主党幹事長がきのう(1月25日)の会見で、元秘書たちが政治資金規正法違反容疑で逮捕されたことについて「もし担当者が誤ったことをしたならば代表者としての責任もある」と、ようやく自らの監督責任を認めた。
「支離滅裂」の指摘も
会見のVTRを見せた後、番組は、問題となっている東京・世田谷区の土地購入の原資に関して、小沢幹事長側の説明が二転三転していると指摘する。
2007年=支援者からの寄付金 09年=金融機関からの融資 10年=個人的資金
これに対して検察幹部は「小沢さんはウソにウソを重ねて支離滅裂になっている気がする」と話している、と番組は伝える。続いて加藤浩次がスタジオ陣にコメントを求める。
渡邉美樹(ワタミ会長)は「小沢さんの指示で土地取引をしているにも拘わらず資金の流れはすべて秘書任せ」と言い始めて、ここで「わからないですよ」と一旦、断りを入れて「小沢さんは優秀なリーダーです。これだけ優秀なリーダーは、指示したことはこと細かにチェックする。指示はしたけど、後は全部、秘書任せというのはよくわからない。真実はわからない。だから国会招致して真実を明らかにするべきだ」と述べた。
テリー「単なる土地好き」
香山リカ(精神科医)は、あまり会見に出ない小沢さんが会見したことによって、わからないところが、わかるようになったと、それなりに評価。
最後に振られたテリー伊藤は「政治献金にしろ、寄付金にしろ、個人資産にしろ、全部、不動産を買っている。渡した方はたまったもんじゃない。単なる土地好きの感じだ。政治家の最終的夢はこんなことじゃない。情けない」とした。
石川知裕衆院議員の勾留期限がきれる2月4日までが、小沢幹事長側と検察側の勝負どころといわれる。どちらに軍配が上がるのか。