「名誉職」なのにコノ報酬額 国家公安委員のお仕事と改革

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鳥越「盲腸以下」

   赤江珠緒が、「この問題はスパモニも取り上げましたね」

   その委員長になった中井議員は、さっそく改革に手を付けた。これまで警察庁長官がやっていた委員会の会見を、委員長自身が行い、長官は陪席とした。カメラ撮影も認めた。また、委員に51年ぶりに労働界から高木剛・前連合会長を任命した。従来は警察庁が案を出していた。

   中井委員長は「都道府県でも警察本部が名簿を知事に出している。これも政治主導に」という。さらに、委員会事務局の独立を目指している。いま、15人の警察官が事務をおこなっているが、警察を監督する以上、独立が不可欠だというのだが、各都道府県の反応はいまひとつだという。法改正も準備中だ。しかし「副大臣も政務官もおらず、政治家はぼくしかいない」と中井委員長。

   民間人が警察を管理するというのは、占領下に持ち込まれたアメリカ方式の名残で、教育委員会などもそうだった。その後どれも形骸化して委員は名誉職的なものになっている。しかし、国家公安委員の報酬は、年額2300-2400万円だ。

   鳥越俊太郎は、「地味に中井さん1人でやっているが、意外に進んでいると思う。公安委員会なんて有名無実化して盲腸以下だったんですよ」

   吉永みち子「政治主導で独立はいいが、政治と結びつくと困る」

   松尾貴史も、「政治からも独立しないと」

   小木逸平「中井さんは、内部告発は自ら対応するといっています」

文   ヤンヤン
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