<テレビウォッチ>『今年注目すべき指導者 小沢氏世界第3位!!』日刊スポーツ朝刊(1月21日付)に大きな活字で「オヤ!?」と思う見出しが……
『朝刊ズバ斬り』で、みのが「なに! 世界3位。人気でかい? 個人資産かい?」と取り上げた。
記事の中身を見ると、国際政治上のリスクを分析する米調査分析会社『ユーラシア・グループ』が発表した「今年注目すべき世界の指導者10人」。
その3番目に政治資金問題の渦中にある小沢民主党幹事長の名前が。1位は中国の温家宝首相、2位はオバマ米大統領だった。
なぜ、小沢幹事長が世界的に注目されているのか??
記事が伝えたところによると、選出理由は「疑惑を乗り越えれば、7月の参院選で民主党を勝利に導き同党に、政府に対する非常に強い主導権を与えるチャンスがある」とか。
外国人監督がつくったおかしな時代劇映画を見せたれたような違和感を覚えたが……
その世界的注目の的になっている小沢幹事長が、東京地検特捜部の要請に対し、今週末の23日に事情聴取に応じる見通しという。
毎日新聞が伝えたもので、特捜部では、小沢幹事長の妻(和子)にも事情聴取を打診しているという。
これは、小沢幹事長側が提出した問題の原資の出どこについて妻名義の預金があったことから、事情聴取が必要だと判断したらしい。
番組後半、その妻をめぐる閨閥図をボードに書いて『小沢一族略系図』と。
それによると、幹事長の妻の父親は新潟県の大手ゼネコン『福田組』の福田正元会長。田中角栄元首相がとりもった縁という。
その妻の妹は竹下登元首相の弟、竹下亘衆院議員の妻に。さらに竹下登元首相の長女は金丸信元副総理の長男と結婚している。
略系図を見てみのが「いや、いや、すごいですね~」と。確かにそうそうたる顔ぶれが並ぶ閨閥だが、反面、自民党政権時代の『政治とカネ』の歴史が二重写しに見えてきて、驚いてばかりもいられない……