「民主党には自由がない」 小泉進次郎が断じた理由

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テレビウォッチ>カメラの前を通り過ぎる小沢幹事長に、「事情聴取には応じられないんですか?」という記者の声。これは映像のための演出だ。答えない小沢幹事長の印象はいっそう悪くなる。民主党の支持率も間違いなく落ちる。テレビっていったい何なんだ?

   きのう(1月18日)スタートした通常国会は、小沢幹事長の政治資金をめぐる与野党の攻防で大荒れが予想される。鳩山首相も代議士会で「厳しい国会になる。試練を乗り切ろう」と呼びかけた。

   当の小沢幹事長は福井での会見で、「公正な捜査に協力しながら、早い機会に国民の理解をえて、参院選に臨む」と、先週末の検察への対決姿勢をトーンダウンさせた。新聞は「聴取に応じる方向」とも伝えている。

   民主党の新人議員たちは一様に口が重い。これを自民党にぶつけると、小泉進次郎議員は、「名前をみればわかる。自由があるのが自民党。自由がないのが民主党。自民党でよかったなぁ~」なんて、親父ゆずりのギャグ。

   こんな映像を乱雑に並べられるといっそうごちゃごちゃして、印象だけで政治を見せられることになる。話を本題に戻すのが大変だ。

   鳥越俊太郎が、「(小沢の)姿勢は変わらないが、ずるずるいくと参院選もあるからと、若干軌道修正」とわかったようなわからんような。

   三反園訓は、「聴取に応じようということです。小沢さんも早く決着させたいでしょう。石川議員逮捕の前に、事情聴取に応じる意向があったが、その情報が事前に新聞に出ちゃって、それは違うだろうとなった。今回は自分の方からメッセージ出したことに意味があった」

   大沢孝征は、「地検は少なくとも小沢さんの聴取をしないと、捜査を終えられない。国会開会中いきなり逮捕はありませんから、聴取に応じても選挙にも影響しないという判断ではないか」

   若一光司は、「説明責任果たしてない。党内で調査委員会できてもいい。なんでそういう動きにならないのかさっぱり分からない」

   赤江珠緒も「民主党内からは発言がありませんね」

   三反園「小沢さんにものを言えない雰囲気がある。参院選に1枚岩で臨みたいし、国会で追及されたときに党内がたがたしたくない」

   所太郎が、「早い時期とは?」とタイムテーブルを示す。

   大沢は、「地検は、石川議員の処分を決める前に聴取したいでしょうね。マスコミに分からない場所でね」

   三反園は「聴取が終わったらひとつのヤマ。予算が終わったら、参考人聴取などで説明の機会があるのではないか」という。

   すると結局は、なるようになる?

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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