小沢幹事長の事情聴取 赤江「応じてれば逮捕なかった?」

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<テレビウォッチ>秘書3人の逮捕という週末の激動を受けて、「スパモニ」は小沢・民主党幹事長の政治資金問題一色になった。

   問題は、小沢幹事長の政治資金管理団体「陸山会」が2004年に購入した土地の支払いが、なぜか05年の収支報告書に記載されたのが、意図的なものかどうか。

   1月16日の党大会で、小沢幹事長は初めて疑惑について口を開き、「党大会に合わせたかのような(秘書の)逮捕は容認できない。きちんと対決する」と述べて、拍手を受けた。

   鳩山首相もその前に、小沢幹事長から報告を受けた際、「戦ってください」といったことで、権力と権力の対決の様相になった。

   大会で小沢幹事長は、「計算、記載のミスはあったかもしれない。こうした形式的なミスは訂正で許されてきた。今回の逮捕、強制捜査は納得できない」と話し、金についての検察の問い合わせに答えたいきさつを述べて、「積み立てた個人の資金だ」と説明した。しかし、詳細は語っていない。

   東京地検は、ゼネコンからの資金ではないかと疑っており、かなりのものをつかんでいると見た方がよさそうだ。目下のところ、検察がリークした情報があふれていて、小沢幹事長の説明不足の印象が支配している。

   赤江珠緒は、「検察の狙いは何なのか。小沢氏は形式的なミスといっている」

   元検事の大沢孝征は、「政治資金規正法の法定刑は5年で、っこれは単純収賄と同じ。検察は金の出所を追及することで、贈収賄に近いものを求めている。むろん小沢氏は野党だったから、職務権限はないし、贈収賄は武器にはならないが」

   鳥越俊太郎は、「秘書3人でとまるのか、小沢さんの関与までいくのか」

   大沢は「小沢氏の立件は視野に入っていると思う。3人がしゃべればいけるわけだから」

赤江「小沢さんが事情聴取に応じていたら、逮捕はなかったのだろうか」
大沢「何ともいえないが、検察の存在価値は、権力者だろうとだれだろうと同じに扱うことだ」

   松尾貴史が、「小沢さんが、これは形式的なものだというのなら、なおのこと4億円についての説明がないと納得できない。何もないのなら説明できるはず」

   鳥越は「がっぷり四つだから、どっちかが傷つきます」

   検察のキズはどうでもいいが、民主党政権のキズは、国民に響く。選んだ国民の関心も高い。週末の世論調査では、各社とも民主党の支持率が40%台に下がり、不支持とほぼ並んだ。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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