「乾燥機なしは貧乏人」説 エコの観点からどうなの?

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<テレビウォッチ>小木逸平が質問。「あなたは洗濯物をどうやって乾かしますか」

   日本では洗濯物の乾燥に、乾燥機を「使う」21.7%、「ときどき」44.2%、「あまり使わない」29.2%、「使わない」4.9%(ノーリツ調べ)。だが、どんなときに使うかとなると、「天気が悪いとき」72.8%、「早く乾かしたい」43.9%で、「いつも使う」は7.4%でしかない。

   「シーツとか大きいもの」(赤江珠緒)

   「太陽出なかったらあきらめますね」(木場弘子)

   まあ日本人の平均といってよさそうだが、アメリカでは全く違うのだという。天日干しをしているペンシルベニア州の主婦は、「貧乏人と書かれた紙を投げ込まれた。泣きそうになったわ」という。スタジオは一斉に「エーッ!」

   小木は絵解きで、アメリカでは乾燥機で乾かすのが一般的で、乾燥機の有無が貧富のバロメーターになっているのだと。

大谷昭宏が、「乾燥機業者の回し者がいるんじゃないか?」(笑い)
小木は「姉がアメリカにいますが、巨大な乾燥機を使っている。聞いたら、『アメリカの服は丈夫なのよ』といってました」(笑い)

   それだけでなく、外に干すと罰金などの規制もあるのだそうだ。「マンションなど、価値が下がってしまうとか」

   山口一臣が、「日本でも高級マンションなんかでありますね」

   で、東京のアメリカ人に聞くと。

男性「(日本でも)洗濯物は干さないね」
女性「母が訪ねてきて、貧しい人がやるものよとびっくりしてた」
男性「びっくりした。パンツがみえたら恥ずかしい」(笑い)
木場が、「電気を食うんだから、やめましょうよ」

   そのアメリカでも、動きがある。先のペンシルベニア州の主婦は、州議会に「外干し禁止を禁止してくれ」と働きかけて、法案提出にこぎつけたのだそうだ。同様の動きはほかにもあって、3州で同様法案が可決された。エコの観点からだという。

   乾燥機は、アメリカの家庭内の電力消費の1割以上になっているといい、グリーン・ニューディールを叫ぶ以上、これも必然なのか。これじゃあ温暖化対策は大変だ、というのが実感。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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