亀井大臣に「ナメてんじゃない」 みの怒らせた発言とは

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<テレビウォッチ> 検察との対決姿勢を崩さない民主党の小沢幹事長。強制捜査を受け一夜明けた昨日1月14日もいぜん沈黙したままだ。

   この強気姿勢の源泉はどこから来るのか??

   番組ではその『原泉』のひとつと思われる民主党政権の要にいる『小沢頼み』の人たち(?)の反応を取り上げた。

   まず、揺るぎない『小沢頼み』の反応を見せたのは鳩山首相。昨日夕、首相官邸前で記者団に次のように語った。「ある意味で2度と出てこないような個性を持った政治家。政権獲得に向け大変大きな力を発揮したと感じているし、これからも発揮してもらいたい」

   さらに、記者から「人事の見直しはあるのか?」にも、「見直しはありません」と言い切った。

   みのに「小沢さんの行くところいつもいる」と皮肉られた菅副総理兼財務相は昨日、財務相就任インタビューの席で、記者から感想を聞かれ、「この場でお答えするのはどうかな~。別の場で聞いてもらえませんか……」と答えるのを避けた。

   避けたのは3党連立の旗頭のひとり、国民新党代表の亀井金融相も同じ。

   東京証券取引所を視察した昨日、「小沢幹事長が……」と質問しようとした記者に、「小沢? 証券と関係ないじゃない。あなたもジャーナリストの端くれなら、端くれじゃない中心だろ? ゴジャ、ゴジャ聞くもんじゃありませ~ん、わかった?」と。

   スタジオでこれにキャスター・みのが反発した。

「忙しい人たちだから顔を合わせるチャンスがあれば何でも聞くのが取材でしょ。ジャーナリストの端くれ? 失礼な言葉を使うね。僕だったら怒るね、ナメてんじゃない。このスタジオに来てもらいたいね、どういうつもりか……」

   毎日新聞論説委員の与良正男が「そのあと言い直したけど、(記者としては)反論しなきゃいけなかったですね。この段階で喋りにくいのは分かるが、菅さんは喋るべきですよ。ここはいけないとか……」。

   まだまだ頼りない民主党の政権運営。剛腕・小沢に頼りたい気持ちが強いのだろう。しかし、それを逆手に取って「沈黙は金ナリ」を決め込むのは、与党の最高実力者の姿勢としていかがなものか……

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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