政治団体「土地転がし可」に?? 小沢問題「ケジメ」必要な理由

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<テレビウォッチ>民主党の小沢幹事長の資金管理団体『陸山会』の土地取引を巡り疑惑は一層深まるばかり。

   『疑惑』に答えるチャンスだったはずの小沢幹事長の1月12日の記者会見。大山鳴動してネズミ1匹すらでなかった。

   この会見模様を取り上げた番組後半、政治家とカネを巡る実態にコメンテーターから批判が噴出した。

   きっかけはキャスターのみのが「政治資金って、そもそも土地の購入に使っていいんですか?」という疑問から。

   この疑問に片山善博・前鳥取県知事が次のように答えた。

「(政治資金規正法では)秘書の宿舎なんてこと想定していなかったんです。それが認められると、じゃ~福利厚生施設に別荘を購入しようとなる。政治団体がやることじゃない。あくまで正しい政治資金、個人とは別のところで管理しようというのが資金管理団体の役割なんです」

   これに杉尾秀哉TBS解説室長が「政治団体の名義で土地を購入できないから政治家個人の名義で買っているでしょう」との指摘を。

   片山は「そうなんです。土地を買ったのは資金管理団体と言われていますが、名義は個人のものなんです。区別がつかない」

   追いかけるように川戸恵子TBS解説委員も「いずれ息子のものになる可能性もある」と。

   また片山は次のようにも強調。「うやむやにして政治団体が土地を買ってもいいとなると、金儲けの政治団体がいっぱいできますよ。きちっとケジメをつけなければいけません」。

   最後にみのが「だいたい政治資金をたくさん貯め込んでいいんですかね? 我々の血税の中から政党助成金を出しているじゃないですかね~」と嘆いた。

   このままではカネ儲けのために政治家になろうという『利殖政治家』がドサッと排出する恐れも……

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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